自分だけのラッキーナンバーがいくつもある、と信じている方は多いのではないのでしょうか。また、「運」とは自分に幸運をもたらす力であり、同時にそれなりの困難ももたらすものだ、と考えているのでは?何かの結果を語るとき、運は大きな勝因となります。個人に向かって作用するような出来事、あるいは状況が、まさに運なのです。
一般的に、それぞれの国・地域・文化圏に住んでいる人は、運に対する独自の考え方をそれぞれ持っています。運を「物」だと信じている人もいれば、運を「シンボル」や「数字」だと信じている人もいます。ウサギの足、四つ葉のクローバー、馬蹄、ファジーダイス、幸運のコインなどを持っていると、幸運に恵まれると信じている人もたくさんいます。
また、幸運をもたらすと言われているものは他にもあります。7という数字です。アジアの多くの国では、ラッキーナンバーは8とされていますが、世界的にみると、 7がラッキーナンバーだと考える国が多いです。
ギャンブルに関して言えば、多くの場面で7がラッキーナンバーだというのに異論を唱える人はいないでしょう。
ギャンブルで7という数字を語る時に真っ先に思い浮かぶのは、古き良きスロットマシンです。リールに7が3つ並べば、大当たりです。スロットとは全く異なるゲームであるブラックジャックでも、7が3つ揃えば勝ちです。一方、中国やその他アジアの文化では、運のある数字は8とされています。
7という数字は、私たちの日常生活において多くの意味を表します。1週間は7日ですし、虹は7色、7つの海、7つの大陸、7つの大罪、7つの音階などもありますよね。しかし、その起源は古代、夜空に見える惑星が7つしかなかった頃に遡るようです。理由はともかく、7という数字は、ギャンブルゲームにおいて強い運を表しています。ギャンブルは運が求められる営みである以上、ラッキナンバーにはなおさら敏感になるものです。
つまるところ、ギャンブルにおいては、7に勝るものはありません。実際のところ、2007年7月7日には、世界中の多くのカジノ店舗にて、その日だけ特別に得られるかもしれないハウスエッジを求める何千人ものギャンブラーで溢れかえりました。残念ながら、長い目で見れば大儲けしたのはカジノ運営側だけでしたが、数字7の持つパワーを信じている人はこれほど多いということでしょう。